
2021年4月20更新
大阪府の新型コロナウイルス新規感染者数が、4月18日の発表で過去最多の1,220人を超え、医療提供体制が危機的な状況にあるとして、4月19日、吉村知事は政府に改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の発令を要請する考えを示し、20日午後の対策本部会議で、国に緊急事態宣言の発出を正式に要請する検討がされるとのことです。
新型コロナウイルスの変異株で、イギリスなどで見つかった「N501Y」と呼ばれるウイルスは、感染力が従来のものより強く、国内で急速に広がっています。
国立感染症研究所の分析で感染の広がりやすさを示す「実効再生産数」が、従来のウイルスより平均で1.32倍高く、関西ではすでに全体の80%を占めていて、この状況が続くと、東京など首都圏の1都3県でも5月初めには80%から90%が変異ウイルスに置き換わると推定しています。
医療現場からは「従来のものと比べ重症化スピードが速い」「基礎疾患のない40代や50代の患者が重症化する場合もある」などの報告も寄せられていて、20代・30代でも重症化の報告がされていますので、より徹底した感染予防が必要です。
報道される中で、飲食店が時短営業のため、20代・30代の若い世代でレンタルルームを借りて会食をするグループもあり、新型コロナウイルス重症化の情報が伝わっていないようにも感じます。
会食で感染し重症化しても、医療現場はひっ迫しているために入院できない場合は、自宅療養で待機するしかありません。救える命も救えなくなるのが現状です。

多くの重症者が出ている地域の医療現場では、既に災害級の状況だと言われています。
この状況では、感染すれば治療してもらえるといった今まであった当たり前は通用しません。
命を掛けた会食はあまりにもリスクが高いのです。
出典:NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/newvariant/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210420/k10012984621000.html
昨年から長期にわたる感染拡大の繰り返しは、主に観光業・飲食店などに関わる多くの方を悩ませています。
感染予防対策に取り組みながら営業されるお店もありますが、
ただ心配なのは、報道される映像の中で、飲食店での乾杯や食事の時にマスクをあごに掛けておられる方や、
外したマスクをテーブルの上に置かれておられる方が多く見受けられたことです。
これは感染リスクを高めているかもしれません。
弊社オリジナル抗菌マスクホルダー「Keep Smiling」はこちらからご覧ください。
マスクの表面には、エアロゾル化(感染者のせきやくしゃみで飛び出した細かい微粒子)したウイルスが付着しているかもしれません。ウイルスを含んだエアロゾルは、空気中に漂い続けて3時間感染力を持つとも言われています。
会食以外で飲食をされる際、外したマスクは抗菌マスクケースに保管されることをおすすめします。
抗菌マスクケースの導入事例はこちらからご覧ください。
宿泊施設・飲食店様などの抗菌マスクケース製作はこちらからご覧ください。
このブログではウイルスの感染予防でマスクを活用するために、効果的なマスクの使用・保管方法をお伝えします。
抗菌マスクケースの購入を希望されるお客様からのお問い合わせが多くありますので、
抗菌マスクケースの販売をしています。
――目次――
1. 新型コロナウィルス予防のためには
2. マスクのつけ方、保管はどうしていますか
3. マスク専用のマスクケースをおすすめします
4. わたしたちができること
新型コロナウィルス予防のためには
厚生労働省では、
風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。
集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。
換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
と注意喚起をしています。
今のところ新型コロナウィルスは、
「飛沫感染」(感染者の咳やくしゃみの飛沫と一緒にウイルスが放出されて、そのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染する)や
「接触感染」(感染者の手や粘膜のウイルスに触れる。また咳やくしゃみを手で押さえたりして触れたものにウイルスが付着して、その物を触って感染する)と考えられていて、予防には飛沫を防ぐマスク、うがい、手洗いが有効です。
症状が出ていない人の中にもウイルスの陽性反応が出ている人が報告されているので、普段から、栄養、睡眠、休養(リラックスなど)を意識して免疫力を高めておくことも大切です。
マスクのつけ方、保管はどうしていますか
マスクは飛沫感染の予防には有効ですが、完全に予防できるものではないそうです。
それでもつけることで感染リスクを回避することができます。
また、感染者がウイルスを飛散させないためにつけることの効果が期待されるそうです。
マスクで感染予防するために大切なことは
・サイズの合っているものを選ぶ(すき間ができないように)
・マスクメーカーの使用方法を確認する(表と裏、上下をしっかり確認してください)
多くのマスクがゴム紐が外側になる設計がされています。ゴム紐を外側につけて押さえることで、すき間なく装着できるようです。
私も間違ったつけ方をしていたのですが、ほとんどの方がゴム紐を内側にされているのではないでしょうか?
マスクによって使用方法が違いますので、まず確認してください。
・プリーツがあるものは広げて、鼻とあごまで隠す
・ノーズフィッター(ワイヤー)があるものは鼻の形に合わせる。
・マスクの表面に触らない(ウイルスが付着しているかもしれません)
・外す時もゴム紐を持って外し、表面に触らない
・衛生的に交換する
などですが、
衛生的に交換するための理想は「外したら替える」です。
しかし現在はマスクが品薄で手に入りにくいために、多くの人が一日一枚の使用をされているのではないでしょうか?
一日のうちでもマスクを外した時、保管はどうされていますか?
食事をする時、ティータイムの時などは外して収納する必要があります。
この時、マスクの表面にはウイルスが付着しているかもしれませんので、収納する時にはポケットやカバンにそのまま入れずに、専用のマスクケースへ保管をおすすめします。
マスク専用のマスクケースをおすすめします
マスクケースは外したマスクを安全に衛生的に保管できるケースです。
また、数量の多い得用タイプのマスクは、一枚一枚個包装がされていないものもあるので、衛生的に持ち運びするためにもマスクケースを活用していただけます。
外したマスクと予備のマスクは別のケースに保管されることをおすすめします。
現在、さまざまなタイプのものが出回っていますが、抗菌仕様のものがおすすめです。
弊社でも抗菌マスクケースをご案内しています。
これまでも医師や看護師、薬剤師の方々に、「マスクを外すときはゴム紐を持って外し、マスクの表面には触らないようにする」ことを伺っていました。
今回の新型コロナウィルス、インフルエンザなどの感染症予防のためには、特にマスクの表面に触らずに収納、保管することが重要で、
弊社の「紙製抗菌マスクケース」ですと、ゴム紐を持ったまま、マスクの表面に触らずに収納、保管することができます。
1.マスクのゴム紐を持って外し、広げた紙製抗菌マスクケースの下方に置きます。
2.カバーをかぶせて、そのまま蓋をします。
次につける時は、外した時の向きでつけます。
紙と言っても厚みのあるハードタイプですのでかなりの耐久性があります。
オリジナルのマスクケースも製作できます。
ノベルティや感染予防の意識を高める目印としてご活用ください。
抗菌マスクケースの販売をスタートいたしました。
抗菌マスクケースについてのQ&Aはこちらからご覧ください
わたしたちができること
一日でも早く新型コロナウィルスの収束が望まれますが、わたしたちにできることは不安になりすぎずに、情報を落ち着いて分析して予防に努めることです。
「正しく怖がるという」言葉も聞かれるように、今後の情報を注視したいと思います。
新型コロナウイルスの感染予防をしながら、経済を維持するという難しい局面に立たされていますが、
ワクチン接種が完了するまであと少しの時間が必要です。ワクチンの効果を感じている人も多く、感染後に味覚障害などの副作用が続いていた人の回復も報告されています。
集団免疫を獲得するまで変異ウイルスとの闘いは続きます。一人ひとりのウイルスを封じ込める責任と覚悟が問われています。
また未知のウイルスとの闘いは、今後も別の形で現れるかもしれません。
今回の事態を見守りながら、リスクマネジメントの対策を考えていくことが急務です。
あたりまえに便利に機能している社会が、ある日突然、感染症の拡大や異常気象などで機能を失う。
技術が進歩して豊かになった反面、気づかずに見逃している問題が多くあるかもしれません。
それは地球温暖化や海洋プラスチックの環境問題にも言えることかもしれません。
今こそ一人ひとりが協力して共存し、安心して生活できる社会を目指すことが求められているのではないでしょうか。
地球温暖化とウイルスのリスクはこちらからご覧ください
抗菌マスクケースのご購入はこちらからご覧ください
紙製抗菌マスクケースはこちらからご覧ください
抗菌マスクケースの製作はこちらからご覧ください